今や携帯料金の節約にもつながる「格安SIM」は、利用者がどんどん増えてきています。
しかし、大手キャリアから格安SIMに乗り換えると違約金が発生し、更新月まで解約しない人が多いのも確かです。
では、このまま更新月まで待つだけでいいのか・・・
実は違約金を払ってでも格安SIMに乗り換えたほうがすごくお得なんです。
ここでは違約金を払ってでも格安SIMに乗換えたほうがいい理由をたっぷりとご紹介しています。
格安SIMへの乗換えに踏ん切りがつかないのであればぜひご覧下さい!
大手キャリア(docomo/au/softbank)から格安SIMに乗り換える際には、解約時に発生する違約金を支払わなければならない場合があります。
これウザイんですよね~…。
しかし実は、違約金を払ってでも格安SIMに乗り換えるほうがお得なんですよ!
参考格安SIMだけじゃなく格安スマホも買いたい場合はコチラをどうぞ。
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違約金は払うべき!格安SIM+格安スマホ乗り換えは結局超お得!【口座振替編】
今回は、大手キャリアから格安SIMに乗り換えるときにかかる違約金を中心に解説しつつ、口座振替が可能な格安SIMについても紹介していきましょう!
格安SIM自体がよくわからないという方は、こちらのまとめをどうぞ!
【口座振替OK!】格安SIMに乗り換えるとこれだけ安くなる!
まずは、格安SIMに乗り換えるとどのくらい安くなるのかをみてみましょう。
MMD研究所の「2017年携帯電話の利用料金に関する調査」の調査結果を見てみると…
大手キャリアから格安SIMに乗り換えた人の平均月額料金が、約8,000円から約3,000円になっているという調査結果が出ています。
そのため、現在格安SIMは猛烈な勢いで契約者数が増えています。2018年10月現在、大手キャリアから格安SIMに乗り換えた人は1,500万人以上なんです。
格安SIMへの乗り換えを決めても、それを阻む障害があります。それが「契約更新月」というシステムです。
格安SIM口座振替への障害「更新月と違約金」
大手キャリアでは、「2年縛り」と呼ばれる契約システムをとっています。
スマホを契約してから2年以内に解約すると、違約金が取られるというシステムですね。
ここまでは有名な話ですが、意外と知られていないのが「更新月」の話。
2年以上大手キャリアとの契約が続いていても、更新月に解約しない限りどっちにしろ違約金を取られてしまうんです。
2019年3月現在では、「更新月」というより「更新期間」といったほうが正しいですね。
以下の図はauの場合ですが、更新期間システムを図解するとこんな感じです。
だいたい2年間のうちに来る2ヵ月の期間を逃して解約してしまうと、どこのキャリアでも10,000円くらいの「契約解除料(違約金)」がかかります。
契約解除料(違約金)がかかるから格安SIMは諦める?
格安SIMの料金設定から考えると、違約金を払ったとしても大手キャリアから乗り換えたほうがお得です。
しかし、目先の10,000円も痛いですよね。
実は、そこが大手キャリアの狙いなんですよ!
格安SIMに乗り換えさせたくない大手キャリア
現在となってはスマホやiPhoneをもっているのが普通です。
しかも、大手キャリアが使いまくってた「実質端末代ゼロ円!」みたいなキャンペーンは、総務省とかに怒られてできなくなりました。
そんなこともあって、大手キャリアは新規のお客さんが捕まえにくくなっているわけですよ。そこで考えたのが、顧客の囲い込み!
大手キャリアとしては、なんとか自分のキャリアとずっと契約していてほしい。そのための違約金システムです。
そして最近メキメキ契約数を伸ばしている格安SIMは、大手キャリアにとって困った存在なんですよ。
【口座振替編】違約金を払っても格安SIMに乗り換えたほうがお得な理由
というわけで、いろいろな作戦で大手キャリアは格安SIMへの乗り換えを阻止しようとしてきます。
が!実は違約金を取られても、早めに格安SIMに乗り換えちゃうほうが結局お得です。
まずは超人くんのように、大手キャリアと契約してから1年経っているケースでシミュレーションしてみましょう。
【口座振替】契約1年で格安SIMに乗り換えるシミュレーション
契約1年ということは、まだスマホやiPhoneの分割料金は残っていますよね。端末代は月々4,000円支払っているという設定です。
月々の料金はこんな感じだと思います。データ量次第では、もうちょい安い方も高い方もいるでしょう。
au | |
データ定額(3GB) | 4,200円 |
5分かけ放題 | 1,700円 |
LTE NET | 300円 |
端末分割代金 | 4,000円 |
合計 | 10,200円 |
で、これを格安SIMに乗り換えてみましょう。
ここでは格安SIMの基本料金を2,000円にして計算してみます。
au | |
格安SIM基本料金 | 2,000円 |
端末分割代金 | 4,000円 |
合計 | 6,000円 |
格安SIMの場合、違約金の10,000円は3ヵ月で回収可能!
いま見てもらったように、大手キャリアと格安SIMの月額料金の差は4,000円にもなります。
ということは!
そうです。4,000円の節約×3ヵ月=12,000円で、違約金の10,000円をオーバーしますね!
しかも3ヵ月後からはずっと4,000円のプラスが生まれていくわけです。
格安SIMに乗り換えてからはプラス続き!
残りの9ヵ月のスマホ代を計算してみると…
大手キャリアの場合
約10,000円×9ヵ月=90,000円
格安SIMの場合
約6,000円×9ヵ月=54,000円
残りの9か月で36,000円もの差になります。
では次に、すでにスマホ代の分割を終えていて、大手キャリアを2年以上使っている人の場合をシミュレーションしてみましょう!
【口座振替】契約2年以上で格安SIMに乗り換えるシミュレーション
契約2年以上で、スマホ代の分割を払い終えている状況の場合です。
こんな感じですかね。
au | |
データ定額(3GB) | 4,200円 |
5分かけ放題 | 1,700円 |
LTE NET | 300円 |
端末分割代金 | 0円 |
合計 | 6,200円 |
この状況で格安SIMに乗り換えると…
au | |
格安SIM基本料金 | 2,000円 |
端末分割代金 | 0円 |
合計 | 2,000円 |
契約2年以上の場合でも違約金は3ヵ月で元が取れる
こちらも月額で約4,000円の差になりますね。違約金は3ヵ月で回収できます。
ここからずっと4,000円のプラスが続くわけです。なにより毎月のスマホ代が2,000円でいいというのはかなり助かります。
口座振替ができるおすすめの格安SIMは?
ここまでで、「違約金を取られても格安SIMにしたほうがお得」という意味がわかったと思います。
では、どの格安SIMと契約すべきなのか!?
口座振替が可能な格安SIM会社
口座振替支払いで契約ができる格安SIM会社は以下の通りです。
重要口座振替ができる格安SIM・格安スマホ会社
- UQ mobile(モバイル)
- BIGLOBEモバイル
- OCN モバイル ONE
- 楽天モバイル
この中から1社を決めればOKですね。
格安SIM選びで比較するべき項目は3点です。
ここからは、その3点をSTEPごとに分けて格安SIM会社を比較してみましょう!
格安SIM口座振替の徹底比較3STEP
- STEP1. 料金プランで比較
- STEP2. 通信速度で比較
- STEP3. SIMカードが届くまでの期間で比較
先に結論を言っておくと…
- 料金プラン…どこも変わらない
- 通信速度…UQモバイルが最速
- SIMカードが届くまでの期間…UQモバイルが最短
っていう感じです。それでは、3STEPについて順番に解説していきます!
UQモバイルに乗り換え!
【格安SIM口座振替比較】STEP1. 料金プランで比較
口座振替ができる格安SIM会社の月額料金を分かりやすく表にしてみました!
各社とも、最もデータ容量が少ないプラン(~3GB)で比較しています。
月額基本料金 | |
UQモバイル | 1,980円 |
BIGLOBE モバイル | 1,600円 |
OCN モバイル ONE | 1,800円 |
楽天モバイル | 1,980円 |
参考大手キャリアの月額基本料金は?
大手キャリアの月額基本料金は、どこも5,000~6,000円くらいです。
かけ放題プランについてもみてみましょう。
かけ放題プランで比較
5分かけ放題 | |
UQモバイル | 〇(基本料金に含む) |
BIGLOBE モバイル | 3分かけ放題680円 |
OCN モバイル ONE | 10分かけ放題850円 |
楽天モバイル | 〇(基本料金に含む) |
「BIGLOBE モバイル(BIGLOBE SIM)」と「OCN モバイル ONE」の基本料金が安いのは、かけ放題プランがついていないからです。
月額料金についてまとめておきましょう。
まとめSTEP1. 料金プランで比較
格安SIMの場合、月額料金の差はなく、大手キャリアよりどこも安い!
参考格安SIM口座振替の最安値は?
-
最安値にダマされるな!格安SIM口座振替を月額料金プランで徹底比較
次は通信速度で比較してみますよ!
【格安SIM口座振替比較】STEP2. 通信速度で比較
続いてSTEP2.です。時間帯別の通信速度で格安SIM各社を比較(データ元:家電批評)してみましょう!
スマホの方は横スクロールできますよ。
UQモバイル | BIGLOBE | OCN | 楽天 | |
0時 | 50.32 | 22.10 | 19.97 | 21.79 |
5時 | 42.47 | 8.37 | 12.94 | 11.90 |
10時 | 44.32 | 18.70 | 21..25 | 13.07 |
12時 | 39.83 | 3.18 | 5.05 | 4.27 |
15時 | 49.32 | 16.70 | 13.41 | 13.17 |
20時 | 44.60 | 1.67 | 0.89 | 18.62 |
22時 | 55.84 | 1.83 | 1.33 | 23.68 |
数字の単位は「Mbps」で、通信速度の速さを表しています。数字が大きくなればなるほど速いですよ!
通信速度の目安
- 1Mbps…Youtubeの標準画質動画が見れる
- 10Mbps…Youtubeの高画質動画が見れる
通信速度が10Mbps以下だと、動画を見たりグラフィックがすごいアプリゲームをしたりする人には厳しいですね…。
UQ mobile(モバイル)の通信速度が他の格安SIMの数倍~数十倍であることがわかりますね!
解説格安SIMの仕組み
格安SIM・格安スマホというのは、実は大手キャリア(docomo/au/softbank)から回線をレンタルして運営しています。
そのため、昼休みの時間帯や夜の時間帯は大手キャリアのユーザーさんを優先するため、格安SIM・格安スマホのユーザーさんは速度が遅くなっちゃうんです。
UQモバイルだけなぜ通信速度が速いか
なぜUQモバイルだけ通信速度が速いのかというと、UQ mobile(モバイル)は、実はauの子会社です。つまりauの回線をダイレクトに使えるわけですよ。
そのため、回線をレンタルしている他の格安SIMは昼休みと夜の時間帯に通信速度が落ちますが、UQ mobile(モバイル)の場合、通信速度は落ちません。
まとめSTEP2. 通信速度で比較
格安SIMの場合、昼休みと夜の時間帯は通信速度が落ちる。が!UQモバイルは通信速度が落ちない!
参考格安SIMと通信速度について
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危険!格安SIMは昼休みと夜に遅くなる!通信速度が落ちない格安SIM口座振替会社は?
【格安SIM口座振替比較】STEP3. SIMカードが届くまでの期間で比較
口座振替契約の場合、SIMカードや格安スマホを発送してくれるまでの期間は、実は格安SIM会社によってバラバラです。
というわけで、SIMカードが届くまでの期間を比較してみると…
SIMカードが届くまでの期間
- UQ mobile(モバイル)…最短2~3日
- 楽天モバイル…最短1週間
- BIGLOBE モバイル…最短10日〜2週間
- OCN モバイル ONE…最短10日〜2週間
UQモバイル口座振替の場合は、銀行口座の審査をする前にSIMカードや格安スマホを発送してくれます。
そのため、UQモバイルに乗り換えたあとに銀行口座の登録をする流れです。
楽天モバイル口座振替の場合は、SIMカード申し込み時に銀行口座を登録します。
そのため、銀行口座の審査→通過→SIMカード発送、という流れになります。
BIGLOBEモバイル口座振替とOCN モバイル ONE口座振替の場合は、ネット上で銀行口座の登録ができません。
銀行口座の登録は、ネットで申し込み後、郵送でのやり取りになります。
まとめSTEP3. SIMカードが届くまでの期間で比較
UQモバイル口座振替なら2~3日でSIMカードが届く!他の格安SIMの場合は、1週間~2週間以上かかる…。
参考格安SIM口座振替でSIMカードが届くまでの期間は?
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格安SIM口座振替|SIMカードが届くまでの期間・日数は?ランキングで比較!
結論!格安SIM口座振替はUQモバイルがおすすめ
というわけで結論です!
- 料金プラン…どこも変わらない
- 通信速度…UQモバイルが最速
- SIMカードが届くまでの期間…UQモバイルが最短
口座振替ができる格安SIMは、UQモバイルがベストな選択ですね!
UQモバイル口座振替のMNP乗り換え方法は?
大手キャリアからUQ mobile(モバイル)に口座振替で乗り換えるのはめんどくさそうですが超簡単です。
図解してみるとこんな感じですね。
UQモバイルのMNP乗り換え
- STEP1. MNP予約番号をゲット
- STEP2. UQモバイルに申し込み
- STEP3. APN&MNP設定をする
- STEP4. 乗り換え完了!
参考電話番号を引き継がない場合はSTEP2.とSTEP3.のANP設定のみでOKです。
大手キャリアからUQモバイルに乗り換える際には、「MNP乗り換え」という方法を使います。
MNP乗り換えというのは、電話番号そのままの乗り換えのことです。
UQ mobile(モバイル)への具体的な乗り換え・MNP方法は以下にまとめました!
重要MNP乗り換えの総まとめ(SIMのみ購入編)
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UQモバイル口座振替【SIM編】超簡単な申し込み&MNPで乗り換える方法を徹底解説!
重要MNP乗り換えの総まとめ(SIM+スマホ購入編)
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UQモバイル口座振替【SIM+格安スマホ編】超簡単な申し込み&MNPで乗り換える方法
【格安SIM口座振替×違約金】のまとめ
今回は、「違約金を取られても格安SIMに乗り換えたほうがお得!」というテーマで書いてきました。
目先の10,000円を大事にするよりも、長いスパンで考えると、結局格安SIMのほうがお得になります。
むしろ違約金にビビって格安SIMに乗り換えないほうが損をしちゃってます。
あなたも格安SIMに乗り換えて、大手キャリアのアホらしいスマホ代とおさらばしちゃいましょう!
UQモバイルに乗り換え!