たくさんの格安SIMが出回っている中で、どれを選ぶかというのはすんごく迷うところではありますが…
格安SIMを安さで選ぶと、のちのち後悔することになります!
今回は、口座振替ができる格安SIMに絞って、格安SIMを安さで選んではいけない理由について徹底解説していきますよ!
格安SIM自体がよくわからないという方は、こちらのまとめをどうぞ!
口座振替ができる格安SIMは?
まずは、口座振替が可能な格安SIMを確認しておきましょう。
2018年10月現在で4社あります。
重要口座振替ができる格安SIM会社
- UQ mobile(モバイル)
- BIGLOBEモバイル
- OCN モバイル ONE
- 楽天モバイル
というのも、口座振替契約には人件費をはじめとする経費がかかるからです。
資金力がある大手じゃない場合は、クレジットカード払いのみになってしまいます。
格安SIM口座振替|安さで選んではいけない理由
さて!口座振替ができる格安SIMについて確認したところで本題です。
格安SIM口座振替|料金を比較
口座振替ができる格安SIM会社の月額料金を分かりやすく表にしてみました!
各社とも、最もデータ容量が少ないプラン(~3GB)で比較しています。
月額基本料金 | |
UQモバイル | 1,980円 |
BIGLOBE モバイル | 1,600円 |
OCN モバイル ONE | 1,800円 |
楽天モバイル | 1,980円 |
参考大手キャリアの月額基本料金は?
大手キャリアの月額基本料金は、どこも5,000~6,000円くらいです。
かけ放題プランについてもみてみましょう。
かけ放題プランで比較
5分かけ放題 | |
UQモバイル | 〇(基本料金に含む) |
BIGLOBE モバイル | 3分かけ放題680円 |
OCN モバイル ONE | 10分かけ放題850円 |
楽天モバイル | 〇(基本料金に含む) |
「BIGLOBE モバイル(BIGLOBE SIM)」と「OCN モバイル ONE」の基本料金が安いのは、かけ放題プランがついていないからです。
そうなんです。
格安SIMの料金を比較すると、どこも大して変わらないんですよ。
これはなぜかというと、価格競争が起こっているからです。
牛丼屋さんと似てますが、A社が安くしたらB社も安くして、次はA社も安くして…みたいになりますよね。
そのため、結局料金の差は大してつかないわけです。
トータルの費用で考えると、格安SIMの料金は横並びなので料金プランで選ぶべきではありません。
ではなにで選ぶべきなのか!?
それは、通信速度です。
格安SIM口座振替|通信速度で選べ!
大手キャリア(docomo/au/softbank)の通信速度はどこも大差ありませんが、格安SIMの場合は会社によって通信速度が大きく違います。
その証拠をお見せしよう…。
時間帯別の通信速度で格安SIM各社を比較(データ元:家電批評)してみます!
スマホの方は横スクロールできますよ。
UQモバイル | BIGLOBE | OCN | 楽天 | |
0時 | 50.32 | 22.10 | 19.97 | 21.79 |
5時 | 42.47 | 8.37 | 12.94 | 11.90 |
10時 | 44.32 | 18.70 | 21..25 | 13.07 |
12時 | 39.83 | 3.18 | 5.05 | 4.27 |
15時 | 49.32 | 16.70 | 13.41 | 13.17 |
20時 | 44.60 | 1.67 | 0.89 | 18.62 |
22時 | 55.84 | 1.83 | 1.33 | 23.68 |
数字の単位は「Mbps」で、通信速度の速さを表しています。数字が大きくなればなるほど速いですよ!
通信速度の目安
- 1Mbps…Youtubeの標準画質動画が見れる
- 10Mbps…Youtubeの高画質動画が見れる
通信速度が10Mbps以下だと、動画を見たりグラフィックがすごいアプリゲームをしたりする人には厳しいですね…。
UQ mobile(モバイル)の通信速度が他の格安SIMの数倍~数十倍であることがわかりますね!
解説格安SIMの仕組み
格安SIM・格安スマホというのは、実は大手キャリア(docomo/au/softbank)から回線をレンタルして運営しています。
そのため、昼休みの時間帯や夜の時間帯は大手キャリアのユーザーさんを優先するため、格安SIM・格安スマホのユーザーさんは速度が遅くなっちゃうんです。
UQモバイルだけなぜ通信速度が速いか
なぜUQモバイルだけ通信速度が速いのかというと、UQ mobile(モバイル)は、実はauの子会社です。つまりauの回線をダイレクトに使えるわけですよ。
そのため、回線をレンタルしている他の格安SIMは昼休みと夜の時間帯に通信速度が落ちますが、UQ mobile(モバイル)の場合、通信速度は落ちません。
というわけで、口座振替ができる格安SIMでは、UQモバイルを選ぶべき!という結論になります!
UQモバイルに乗り換え!
補足:SIMカードが届くまでの期間
補足ですが、格安SIMに申し込んでからSIMカードが手元に届くまでの期間も、格安SIMによって違います。
特に口座振替契約の場合は口座情報を登録する必要があるので、格安SIM会社によっては2週間くらい待たされることもあるんです。
というわけで、SIMカードが届くまでの期間を比較してみると…
SIMカードが届くまでの期間
- UQ mobile(モバイル)…最短2~3日
- 楽天モバイル…最短1週間
- BIGLOBE モバイル…最短10日〜2週間
- OCN モバイル ONE…最短10日〜2週間
UQモバイル口座振替の場合は、銀行口座の審査をする前にSIMカードや格安スマホを発送してくれます。
そのため、UQモバイルに乗り換えたあとに銀行口座の登録をする流れです。
楽天モバイル口座振替の場合は、SIMカード申し込み時に銀行口座を登録します。
そのため、銀行口座の審査→通過→SIMカード発送、という流れになります。
BIGLOBEモバイル口座振替とOCN モバイル ONE口座振替の場合は、ネット上で銀行口座の登録ができません。
銀行口座の登録は、ネットで申し込み後、郵送でのやり取りになります。
SIMカードが届くまでの期間で比較しても、口座振替が可能な格安SIMならUQモバイルが最もおすすめですね!
UQモバイルに口座振替で乗り換えるタイミングは?
大手キャリアの顧客引き止め作戦のひとつ「違約金」。
「契約解除料」と呼ばれることもありますが、2年区切り以外のタイミングで解約すると1万円くらい取られちゃうというシステムです。
しかしUQモバイルに乗り換えると、スマホ代が大手キャリアの1/3~半分になるので3ヵ月もあれば元を取れちゃう計算になります。
しかもそのあとはずっとお得が続くわけですからね。
すぐにUQモバイルに乗り換えるべき方
更新月まで3ヵ月以上ある方
UQモバイルに乗り換えるのを待ったほうがいい方
更新月まで2ヵ月以内の方
UQモバイル口座振替のMNP乗り換え方法は?
大手キャリアからUQ mobile(モバイル)に口座振替で乗り換えるのはめんどくさそうですが超簡単です。
図解してみるとこんな感じですね。
UQモバイルのMNP乗り換え
- STEP1. MNP予約番号をゲット
- STEP2. UQモバイルに申し込み
- STEP3. APN&MNP設定をする
- STEP4. 乗り換え完了!
参考電話番号を引き継がない場合はSTEP2.とSTEP3.のANP設定のみでOKです。
大手キャリアからUQモバイルに乗り換える際には、「MNP乗り換え」という方法を使います。
MNP乗り換えというのは、電話番号そのままの乗り換えのことです。
UQ mobile(モバイル)への具体的な乗り換え・MNP方法は以下にまとめました!
重要MNP乗り換えの総まとめ(SIMのみ購入編)
重要MNP乗り換えの総まとめ(SIM+スマホ購入編)
【格安SIM口座振替は安さで選ぶな!】のまとめ
今回は、口座振替ができる格安SIMと料金の安さについてまとめてきました。
格安SIMの料金プランは結局横並びなので、パッと見の安さで決めてはいけません。
決め手となるのは通信速度で、通信速度が遅い格安SIMと口座振替契約してしまうと、ネットが重くてイライラ…ということになってしまいます。
みなさんも、この機会にUQモバイルに乗り換えてみてはいかがでしょうか?
UQモバイルに乗り換え!